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2009年、世界経済は深刻な危機のなかにあり、キヤノンの業績も大きく影響を受けることとなりました。 しかしながら、キヤノンは、この厳しい状況を、企業体質を強化する絶好の機会ととらえています。 2006年からすすめる「グローバル優良企業グループ構想」フェーズIIIも「健全なる拡大」から「経営のクオリティ向上」へと舵を切り、次の飛躍の準備をすすめてまいります。 1996年にスタートしたグローバル優良企業グループ構想は、「全体最適」「利益重視」といった意識改革と経営革新活動の成果によって、今のキヤノンを支える企業体質を築き上げました。 「経営のクオリティ向上」では、的確な意思決定を瞬時に具現化するリアルタイムマネジメントの実現に向け、キャッシュフロー経営、サプライチェーンマネジメントを徹底的に強化しながら、市場縮小が起ころうとも製品競争力や収益性を高められる真のグローバル企業へと邁進いたします。 キヤノンは、100年、200年と永々と発展し、繁栄しつづけ、世界中で親しまれ尊敬される「真のグローバルエクセレントカンパニー」をめざしております。 「共生」の企業理念のもと、世界の繁栄と人類の幸福のために、将来の社会に役立つ技術を育てるとともに、事業と環境配慮の両立、社会貢献活動など社会的責任の全うに力を注いでまいります。 今後とも、みなさまのご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 |
2009年はキヤノンにとって次なる飛躍に向けてエネルギーを蓄える年です。 未曾有の経済危機を堪えしのぎ、景気が回復したときにいち早く駆け出せるよう「経営のクオリティ向上」に邁進してまいります。 そのためには、キーコンポーネントの開発などイノベーションによる競争力の高い新製品をタイミングよく市場に送り出すことがなにより重要です。 すべての現行事業において圧倒的No.1をめざすとともに、キヤノンの映像機器の高度な協働により、人々が想いや考えを意のままにリアルに表現、再現する「クロスメディアイメージング」の確立を加速いたします。 一方で、高次元のサプライチェーンマネジメントのために全社全プロセスの情報一元化を図る「IT革新」を核として、生産の内製化・自動化、世界最適地生産の実現、新たな中核事業の育成、次世代技術開発などの施策に取り組みます。 また、環境配慮、品質のさらなる向上、コーポレートガバナンス、コンプライアンスなどの社会的責任を果たす取り組みを徹底してまいります。 これまでも多くの困難を乗り越えた結果、今日のキヤノンがあります。 主要な経営指標における世界のトップ100社というグローバル優良企業グループ構想の目標に向け、その開始時に掲げた「Speed&Quality」の精神を想い起こし、革新をつづけてまいります。 今後とも、キヤノンに対するご理解とご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。 |