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西野 壮平 Sohei Nishino
「Diorama Map」
「Diorama Map」
応募作品の形態:ラムダプリント(1,030mm×1,080mm) 5点
僕は写真に対して信念と情熱をもって打ち込んでいます。
なぜなら僕にとって、写真は自分自身を見つめる為にあると考えているからです。写真で何ができるか?というより写真を通じて、一体、僕は何者になることができるか?という信念で撮影を続けています。この「Diorama Map」は街を鳥瞰できる様々な位置から撮影し(例:大阪の場合約40~50カ所)その自分の痕跡(撮影カット)全てを地図に擬してコラージュ。これは、地図のジオラマ化と考えています。そしてここには、僕自身の写真行為そのものが、凝縮されていると思っています。
この作品には、僕自身の想いとエネルギーを本当にたくさん費やしたと思っています。
苦労話を挙げ出すときりがないのですが、金銭面、体力面、精神面で色々とつらい想いもしました。これは、僕が高校の卒業旅行に一人で行った、四国八十八ヶ所巡礼(僕にとってのお遍路道は、無意味、無目的に前へ、ただただ歩くことであった)のあの経験と重なるところがある、と後になって気付きました。だからこれからも、僕のモノづくりへの精神の核はここにあり、前へ前へと歩くことへの想いに重点を置きながら、写真を撮り続けたいと思っています。
PROFILE
1982年 兵庫県生まれ。2004年 大阪芸術大学写真学科卒業。2005年 JPS企画展『ヤングアイ』日本写真家協会会長賞受賞。現在、フリーランス・フォトグラファーとして活動中。
審査評 選:南條 史生
都市の上空から撮影された写真をこまめに切り撮り、地図のようにコラージュを施して完成させた作品。何千カットもあるこれらの写真は、細部まで気がくばられ、一点に落とし込んでいる計算力に圧倒、ひきつけられた。全世界、全都市における「Diorama Map」にチャレンジしてほしい。




