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高橋 ひとみ(たかはし・ひとみ)
「コロニー ※colony=繁殖のための群れ」
「コロニー ※colony=繁殖のための群れ」
応募作品の形態:ブック/大四切/ 56ページ/カラー印画紙
「コロニー ※colony=繁殖のための群れ」
わたしが 生まれると、 あい犬のピッコロは いつも わたしのかおを 世話するようになめてきた。
じぶんのからだが 大きく なるほど、 庭の うすぐらい犬小屋の なかを のぞきたくて たまらなくなった。
じぶんの周囲に森の出現をそうぞうする。
森のなかは光をよりいっそうつよくし、もっともふかい影をおとす。
昼夜のべつなく、動物はしずかに森にまぎれている。
むかしむかし・あるところの日本。
コロニーは「だらけ」の世界だ。
ムカデだらけ、イヌだらけ、スズメだらけ、だらけだらけ。
そんなものこそ自然のさまに思える。
湿気ったらしく息がしやすい。
PROFILE
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1988年11月20日茨城県生まれ
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2009年早稲田大学芸術学校空間映像科写真専攻卒業
審査評 選:飯沢 耕太郎
プライベートビデオやアルバムに貼ってある過去の自分を拾いながら、今の自分のあり方とつなげて、未来の自分を見通そうとしている。自分に対する違和感というかズレみたいなものを、過去と現在、未来を通す形に手探りで縫い合わせているところに、切実さとリアリティーを感じます。写真のつなぎ方が独特で見ているほうにはやや分からない部分もあるが、高度なつなぎ方をしている。ちょっと残念なのが、まだ自分の問題で自足していて社会に向けてつなげていく視点が出ていないこと。どんどん成長していくことを期待しています。





