2011年度写真新世紀(第34回公募)
審査員から応募者へのメッセージ(敬称略、五十音順)
大森 克己(おおもり かつみ)
魂に響く作品、待ってます!
佐内 正史(さない まさふみ)
「メッセージ」と言ったってさ
それは架空の人たちだからさ
白くて薄いキオクの人たち
だから勝手に来いってことでしょ。
椹木 野衣(さわらぎ のい)
「写真新世紀」という言葉は、もともと21世紀に向けて名付けられたのではなかったか?ゼロ年代という序章を終え、写真の新世紀は今まさに、その真っ只中へと突入しようとしている。いったい何が起こるのか?「写真はこうあるべき」ではなく、「写真はこうもありえたのか」という驚きとともに、皆さんとともにその行方を見極めたい。20世紀の写真を継ぎ、21世紀の写真を開き、22世紀の写真を予感させる者の到来を望む。
清水 穣(しみず みのる)
「リアル」「天然」「野蛮」といった、写真を見ない者が無責任に垂れ流す抽象的なキャッチコピーは通用しません。撮る力よりも見る力が求められているとしても、その内実が、写真史をなぞるだけでは意味がありません。「身近な友人」ではなく、あなたの理想のモデルを選び抜いてください。「なにげない写真」ではなく、考えつくし見つくしたうえで見せてください。正方形の画面はホワイトキューブ。使えば何でもアートになります。安易な真似は止めましょう。写真は下半身的なものです。だから最大限に知性を使ってください。
HIROMIX(ヒロミックス)
実際、世の中をパッと明るく照らすような輝かしい存在、そういう人を皆が待っていると思う。
人間社会を良い方向に導くような勇気や希望を与える存在。普遍的な美しさの表現。若さ。または日々生きていく中に謙虚さを感じさせ、新鮮な心を持ち合わせた人の表現。多くの人が感動する透明感。高いモラルと人間性。基本的に趣味が良いもの。
(こういう考えを持ち続けるのは良いこと。そして将来は全人類がこういった考えを持つことは可能。何故ならそれが全ての問題の解決の鍵に繋がる)
写真史上の偉人達は皆、そのような高い精神性や理想的な心を人々に伝えてきたように思います。
そしてこのような心は偉人達だけではなく、きっと本来は誰もが持っているものです。それを心掛け自覚すること、自分で引き出すこと。
今再び美術の原点を意識した、美しい写真を見たい人がたくさんいると思います。
新鮮さと写真の気高さを伝えることの出来る圧倒的な存在が登場することを期待しています。
