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imagePRESSはキヤノンの高画質な新基準を創出

── imagePRESSって複写機のお化けみたいですが・・何者ですか!?
亀田 お化けですか・・!?(笑)
── あ、もの凄く大きいって意味ですよ(汗)
亀田 (笑)。imagePRESSというのは、キヤノンの中で一番、高画質な製品に位置づけられています。最近、複写機もカラーの高画質化が求められていますが、その中でも特に画質はきれいです。
今までの複写機は、オフィスなどでお客様が満足できる出力に応えるものでしたが、imagePRESSはキヤノンがデジタル商業印刷機として、初めて開発した製品という位置づけです。
── 商業印刷機というと、印刷会社で使っているオフセット印刷機とか、出版社の本を印刷するような機械ですか?
亀田 印刷機とは、ちょっとカテゴリーが違います。印刷機は印刷用の版(製版)を作り、その版にインクをのせて、紙にインクを転写して出力します。それに対してimagePRESSは、感光ドラムに静電気で画像を描き、トナーを紙に転写して、定着させるという電子写真技術で出力します。
まあ、商業用に出版物などを出力するという目的は印刷機と一緒ですけど。
 
  1. 帯電   2. 露光   3. 現像   4. 転写   5. 定着  
  帯電 露光 現像 転写 定着  
  感光ドラム表面にマイナス700Vの静電気を帯びさせます。   レーザー光で感光ドラムに画像を描きます。レーザー光の照射部分は静電気がなくなります。   トナーを感光ドラムに近付けると、静電気のない部分にだけトナーが付着します。   感光ドラムを用紙に密着させ、用紙裏側からプラス電荷を与えて、トナーを用紙に移します。   トナーが転写された用紙に熱と圧力を加えて、トナーを用紙に定着させます。  
 

電子写真技術のプロセス

── 印刷機のようで印刷機でない…。では、オフセット印刷機と比べて勝ってる点は?
亀田 印刷機は正確さを出すために印刷用の版(製版)を作るのに苦労します。ただ、その版さえ作れば何千部、何万部と大量に印刷するのに適しています。
その点、デジタル商業印刷の良いところは、その場で簡単に画像を作って印刷できるところですね。PODとも呼ばれ、従来のように版を作る必要がないんです。例えばimagePRESSでは、バリアブル印刷といってお客様ごとの情報を出版物に載せることができるので、少量印刷というところにターゲットを絞っています。大量になると、コスト的にはやはりオフセットで印刷したほうが安くなると思います。
── お客様別の情報を載せた本や印刷物が少量でも簡単に作れるんですか!印刷機で同じことをしようとすると別々の版を作らないといけないですからね。それだけで、コストの差は大きいでしょうね。
廣部 オフセットに比べてコスト的に安くなるのは、500~3000部の間と言われています。
実際、私がニューヨークで、imagePRESS C7000VPを使用しているお客様に話を伺ったときにも、2000~3000部までの場合はC7000VPを使い、それ以上になるとオフセット印刷機と、両方置いて使い分けているとのことでした。 「なぜですか?」と聞いたら、「その辺がちょうどコスト的に見合う」と。私たちが想定していた動きを市場でもしているようで、嬉しかったですね。
── 読み通りって事ですね!
 

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